コラム

2026 05.09
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経営コラム 第4回 在庫は「分けて考える」― 判断できる形にする

在庫は、まとめて見ても意味がありません。

重要なのは、
「どう分けて見るか」です。

分け方によって、
見える課題も、打ち手も変わります。

■ なぜ分ける必要があるのか

在庫は一つの塊に見えますが、
中身はまったく異なる性質の集合です。

よく動くものもあれば、
ほとんど動かないものもある。

利益に貢献しているものもあれば、
そうでないものもある。

これを一緒にしてしまうと、

・減らすべき在庫
・持つべき在庫

の区別がつかなくなります。

■ 基本は「動き」で分ける

最初に取り組むべき分け方は、シンプルです。

在庫を「動き」で分けること。

例えば、

・よく出る(高回転)
・普通に出る(中回転)
・ほとんど出ない(低回転・滞留)

この3つに分けるだけでも、
在庫の見え方は大きく変わります。

■ “同じ1個”でも意味は違う

同じ1個の在庫でも、

すぐに売れる1個と、
半年動かない1個では、

経営に与える影響はまったく違います。

前者は機会を生み、
後者は資金を止めます。

在庫は「数量」ではなく、
「時間」で捉える必要があります。

■ 分けることで、判断が生まれる

在庫を分けて見ると、
はじめて判断が可能になります。

例えば、

・高回転 → 欠品しないことが重要
・低回転 → 減らす、持ち方を見直す

このように、
在庫ごとに打ち手が変わってきます。

すべての在庫に同じルールを適用すること自体が、
非効率なのです。

■ 分解は難しくない

ここまでの話を聞くと、
難しそうに感じるかもしれません。

しかし実際には、

「いつ入って、いつ出たか」

この情報があれば、
在庫は十分に分解できます。

特別なシステムがなくても、
考え方次第で始めることは可能です。

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